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生地の種類と組織
繊維から糸が出来上がり、衣服として人間の身体を被い包む素材にするには、広い意味で平面状の生地にしなければなりません。また、生地の種類は、織物、編物、レースのほかフェルト、不織布などがあります。そしてそれら種類によって、その構成や加工の違いで性能や注意事項が異なり、私たちはそうした特徴を知っておく必要があります。©東京都立産業技術研究センター
このページではまず、生地の種類と組織について紹介します。More.. -
合成皮革・人工皮革とは【組合が解説】
合成皮革や人工皮革、最近では「フェイクレザー」「シンセティックレザー」ともいわれる、革に似せた商品は決定的な欠点(デメリット)があります。
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塩化ビニル樹脂に要注意!
合成皮革には、「ポリウレタン樹脂」が使用されているものと「塩化ビニル樹脂」が使用されているものとに分けられます。ところが、ドライクリーニングを行うと「塩化ビニル樹脂」を用いた合成皮革製品はバリバリに硬くなる特徴があります。
このページでは、主に合成皮革として用いられる「塩化ビニル樹脂」の注意点を紹介します。More.. -
衣服の紫外線対策
夏になると紫外線の量が増え、肌に「日焼け」を引き起こしたり、眼の角膜に炎症を起こしたりするなどから、人体にかかわる紫外線対策が注目されます。
ところが、紫外線の影響は人体の健康被害だけでなく、衣服やその他様々な分野にも大きな影響を及ぼすことをご存知ですか?
このページでは、紫外線と衣服の関係について紹介します。More.. -
何故シワが出来るのか?
日常生活を過ごすうえで、衣服のシワに悩まされる機会はありませんか?
例えばビジネスシーンでは、スーツやワイシャツを着用する機会がありますが、シワの多いスーツやワイシャツを着用していれば他人から見れば見苦しく、清潔感は損なわれます。
また、キレイに洗って保管していたのに、着る時に出してみたらシワでついていた…なんてことも。
では何故そもそもシワが出来るのでしょうか?また防ぐ方法はあるのでしょうか?このページでは、シワについて解説します。More.. -
リネン、ラミーなど麻素材の特徴について
麻を使用した衣服は、吸湿性が高く肌触りも涼しく夏物衣料の定番アイテムです。しかも、近年ではシャツ以外にサマーセーターやカーディガン、カットソーなどにも使用されるなど、バラエティに富んだ商品が販売されています。
しかし一方で、麻は素材に独特な特徴や欠点があったり、お手入れが難しい一面を持っています。
このページでは、麻について紹介します。More.. -
異なる要素を1枚に!ダブルフェイス生地について
現在様々な生地が登場していますが、2枚の生地を貼り合わせて1枚のような生地にし、厚みを持たせたり、外側と内側で素材感を変えるなどの「機能的側面」や、デザインとしての「装飾的側面」から、「ダブルフェイス生地」というものがあります。
例えば、Tシャツで表地と裏地で色が異なる場合や、マフラーやストールなども表裏の色が異なる場合などあり、市場でもしばしば見られます。
また、冬服のジャケットやコートにも用いられる「ダブルフェイス生地」ですが、このページでは「ダブルフェイス生地」の特徴や注意点について解説致します。More.. -
ベルベット・ベロア・別珍とは?
秋冬モノにある素材で「ベルベット」「別珍」「ベロア」「コーデュロイ」など特徴的な生地があります。
独特の手触りで光沢感を生み出すものや、厚手で暖かいものなどがありますが、これらは総じて「パイル(添毛<てんもう>)織物」といいます。このページでは、パイル織物でも「ベルベット」「別珍」について解説いたします。More.. -
リアルファーやフェイクファー(エコファー)について
暖かさをもたらすのはもちろん、ふさふさした装飾的な要素もあるファー(毛皮)ですが、近年動物愛護の観点からもフェイクファーが注目されています。また、フェイクファーという言い方も「エコファー」という言い方に変化してきており、フェイク(偽物)というネガティブな物ではなくエコ(環境保護・動物保護)というポジティブな象徴としての位置づけがされてはじめています。
そこで今回は、フェイクファー(エコファー)とリアルファー(毛皮)の違いについて紹介します。More..